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高齢者・障がい者診療
摂食嚥下リハビリテーション
誰もがおいしく安心して食事ができるように、食べ物の咀嚼・飲み込みのチェックや訓練などのサポートにも注力しています。
一般歯科だけでなく食べる機能に関しても相談に応じています。
将来の高齢者や障がい者診療を担ってくれる、志ある歯科医師や歯科衛生士の育成に注力しています。
摂食嚥下リハビリテーションの実際
摂食嚥下リハビリの目標は、患者さんにとって安全かつ快適な摂食状態をつくり、QOLの向上を図ることです。
誤嚥性肺炎や窒息などのリスクに注意しながら、患者さんの食べる楽しみや家族の要望を十分考慮して取り組む必要があります。
口腔ケア(口腔衛生管理)
口腔ケア(口の中の清掃・衛生管理)は訓練を行う上での前提条件となります。
歯ブラシなどを用いて、口腔内をきれいにし、食物の残りかすや、細菌を除去し、口腔内の衛生状態を改善させます。
専門的な口腔ケアは高齢者の誤嚥性肺炎の発生率を低下させることが報告されています。
間接(基礎)訓練
嚥下訓練には、間接(基礎)訓練と直接(摂食)訓練があります。
間接訓練とは、「食べ物を用いない訓練」です。誤嚥の危険が高く直接訓練を行うことのできない場合や経口摂取をしている場合でも、食前の嚥下体操などのように嚥下諸器官の準備運動の目的で行うことも多いです。
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